硬度9H、接触角120℃といった測定値はもちろん大切ですが、それらの数値が実際にどの性能に影響するのか。測定値はいいものの、車に施工してみると撥水が良くない、もちが悪い、では意味がありません。私たちは実際に車に施工して、長い年月をかけてその経過を観察してきました。
KISHOガラスコーティングは、従来の組織の分子量分布を変え、そこに新しい架橋結合を組み入れることで、高硬度の被膜組織を維持しながら、柔軟性も兼ね備えた3Dの組織構造になっています。
主骨格であるシロキサン結合(Si-O-Si)に優れた撥水・撥油性能をもつ有機基を結合させています。水も油もはじくので、長期間にわたって光沢溢れるボディを維持します。
シロキサン結合(Si-O-Si)は結合エネルギーが高く、耐熱性に優れています。そしてKISHOガラスコーティングの3D構造のガラス被膜は紫外線劣化も少なく耐候性にも優れているので、光沢を長期にわたって保持します。また3D組織構造のもつ可撓性のおかげで、耐クラックにおいても優れた性能を発揮します。(硬度が高すぎるとクラックが入りやすいです。)
優れた性能をもつガラスコーティングでも、施工に多くの時間がかかったり、特別な技術を必要とする製品は本当の意味で良い製品ではないと私たちは考えています。KISHOガラスコーティングの作業時間は車1台に対して約1時間です。誰もが簡単に短時間で施工することができます。
私たちは国内だけではなく、海外の製品も含め、数々の製品を同じ条件の下で比較してきました。そこで気付いたことがあります。第三者機関にて検査を受け、性能値を測定することも大切ですが、やはり、車に実際に施工してみて、時間をかけてその経過をしっかりと観察することが一番大切だということです。大手自動車ディーラーと提携し、同じ車種、同じ時間、同じ天候・環境の下でその経過を定期的に比較検証しています。
実地検証が最も大切ですが、性能に影響するという意味でも検査機関にて測定値を出すということはもちろん大切です。私たちは、ガラスコーティングの原液を一般財団法人の日本塗料検査協会に提出し、試験を受けています。その結果、どの分野においても最高水準の性能を発揮するという報告を受けています。